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岡 正雄(おか まさお、1882年(明治15年)12月 - 1948年(昭和23年)10月3日〔『富山大百科事典 上巻』294頁。〕)は、日本の内務・警察官僚。憲政会系官選県知事、内務省警保局長。 ==経歴== 島根県出身。岡政徳の長男として生まれる〔『新編日本の歴代知事』431頁。〕。第一高等学校を卒業。1909年、東京帝国大学法科大学政治学科を卒業し大学院に進む。同年11月、文官高等試験行政科試験に合格。1910年、内務省に入省し北海道庁属となる〔〔『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』194頁。〕。 以後、北海道庁事務官補、同理事官、佐賀県理事官、新潟県理事官、青森県警察部長、鳥取県内務部長、愛知県警察部長などを歴任〔。 1924年7月、富山県知事に就任。県営林造成、第二次伏木港築港工事、県営電力開発などに尽力。憲政会系と見られていたが、公正な県政運営により県民の信頼を得た〔。1926年9月、熊本県知事に転任。1927年5月17日、知事を休職となる〔『新編日本の歴代知事』1043頁。〕〔『官報』第113号、昭和2年5月18日。〕。同年9月10日、依願免本官となる〔『官報』第213号、昭和2年9月12日。〕。1929年7月、愛知県知事として復帰。政府の緊縮政策のもと、公私経済緊縮愛知地方委員会の設置、新税・増税を避けた予算編成に尽力〔『新編日本の歴代知事』592頁。〕。1931年1月、兵庫県知事に転任〔『新編日本の歴代知事』702頁。〕。同年8月、内務省警保局長に転任〔『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』90頁。〕。同年12月13日、依願免本官となり退官した〔〔『官報』第1489号、昭和6年12月15日。〕。 戦後、1948年6月25日に全国選挙管理委員会委員に任命されたが〔『官報』第6435号、昭和23年6月29日。〕、同年10月、在任中に死去した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡正雄 (内務官僚)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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